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まずは何でもいいから聞いてみよう
さて、前回の記事ではClaudeのアカウントを作りました。今回は実際にClaudeに質問してみます。ClaudeのDeskTopアプリを立ち上げてください。もちろんwebからアクセスしてもOKです!
そして、友達にLINEを送るくらいの気軽さで、こんな感じで質問してみましょう。
これを入力してEnterキーを押すだけ。するとClaudeが今日の気分を聞き返してくれます。
これがAIとの会話の基本です。 質問を入力して、答えが返ってくる。ただそれだけです。
「え、こんなんでいいの?」と思ったかもしれませんが、これでいいんです。まずはこの入力→返答のサイクルを体験するのが大事です。
もう少し試してみましょう。何でも構いません。
- 「明日の東京の天気は?」
- 「猫と犬、どっちが飼いやすい?」
- 「5歳の子どもに宇宙を説明して」
どんな質問でもちゃんと答えてくれるのがわかると思います。Google検索みたいにキーワードを選ぶ必要もないし、リンクを開いて自分で情報を探す手間もない。聞けば答えが返ってくる。これがAIの魅力です。
聞き方を変えると答えが変わる
ここからが面白いところです。実は同じテーマでも、聞き方を変えると返ってくる答えがまったく違うんです。
僕も最初のころ、Claudeに「なんかいい感じのWebサイト作って」みたいなざっくりすぎるお願いをして、ぜんぜん思い通りにならなかったことがあります。でもそれは聞き方の問題でした。
「晩ごはん」を例に、3つのパターンで試してみましょう。
パターン1: ざっくり聞く
こう聞くと、こんな感じの返答が返ってきます。
悪くはないですが、自分の冷蔵庫に何があるかClaudeは知らないので、「で、結局どれ作ればいいの?」ってなっちゃいますよね。
パターン2: 条件を付けて聞く
さっきとぜんぜん違う答えが返ってきます。
いかがでしょう? 今すぐ台所に立てるレベルになってますよね。条件を足しただけでこの差です。
パターン3: 役割を指定して聞く
「プロの料理人として」と一言つけただけで、答えの深さが変わります。
火加減のコツとか、切り方の向きとか、聞いてないのに教えてくれる。これが役割指定の面白いところです。
3つのパターンを比べてみてどうでしたか? 同じ「晩ごはん」の話なのに、返ってくる答えの質がぜんぜん違いましたね。
ポイントをまとめると、こうなります。
- ざっくり聞く → 幅広い提案がもらえるけど、ぼんやりしがち
- 条件を付ける → 自分の状況にぴったりの答えが返ってくる
- 役割を指定する → より専門的で深い回答がもらえる
別に毎回完璧な聞き方をする必要はありません。最初はざっくり聞いて、「もうちょっとこうしてほしいな」と思ったら条件を足していけばOKです。会話しながら調整できるのがAIのいいところです。
AIが得意なこと・苦手なこと
ここまでやってみて「AIすごいじゃん」と思ったかもしれません。僕も最初そうでした。でも使っていくうちに、「あれ、これ苦手なんだ」と気づく場面が出てきます。
得意なこと
- 文章を書く・直す — メールの下書きとか、文章の要約とか。個人的にはこれが一番お世話になってます
- アイデア出し — 「〇〇のアイデアを10個出して」って言うと、けっこう面白いのが混ざってくる
- わかりやすく説明する — 難しい概念を噛み砕くのが上手。「5歳にもわかるように」って付けるとさらに良い
- 翻訳 — 英語↔日本語はもちろん、専門用語をやさしく言い換えるのも得意
- コードを書く — プログラミングもかなりいける(この後の記事で体験します)
苦手なこと
- 最新の情報 — 学習データには期限があるので、昨日のニュースとかは知らない
- 計算 — 簡単な掛け算でもたまに間違える。電卓のほうが確実です
- 事実の正確さ — もっともらしいけど嘘の情報を返すことがある。これをハルシネーション(もっともらしい嘘)と呼びます
特にこのハルシネーションは覚えておいてほしいのですが、AIは「わかりません」と言うのが苦手で、知らないことでも自信たっぷりに答えちゃうんですよね。
だから大事なルールがひとつあります。
AIの答えは「参考情報」として受け取ることです。 鵜呑みにしない。大事なことは自分でも確認する。これだけ意識しておけば、AIはめちゃくちゃ頼りになる相棒になります。
自分の「聞きたいこと」で試してみよう
ここまで読んだら、あとは実際に使ってみるだけです。「何を聞けばいいかわからない」という人のために、僕が普段よく使ってるパターンを紹介しておきます。
日常生活で
- 「週末に妻と楽しめる遊びを5つ教えて」
- 「引っ越しの手続きチェックリストを作って」
- 「友達の誕生日メッセージ、カジュアルな感じで考えて」
仕事で
- 「xxxの機能を実装して」
- 「会議のアジェンダを作って。議題は〇〇と△△」
- 「この文章をより丁寧な言い回しにして」(自身の文章を貼り付ける)
学びたいことで
- 「投資信託ってなに?中学生にもわかるように説明して」
- 「英語のメールで使える丁寧な断り方を教えて」
- 「Excelのピボットテーブルの使い方を教えて」
さっきの3パターンを思い出してみてください。最初はざっくり聞いて、「もうちょっとこうしてほしいな」と思ったら条件を足す。それだけで答えの質がぜんぜん変わります。
あと、うまくいかなくても気にしないでください。 「さっきの回答、もう少し短くして」「もっとカジュアルな感じで」って追加で言えば、Claudeはちゃんと直してくれます。何回でもやり直せるのがAIのいいところです。
まとめ
今回やったことをおさらいします。
- まずは気軽に何でも聞いてみる — 友達にLINEするくらいのノリでOK
- 聞き方を変えると答えが変わる — ざっくり→条件付き→役割指定の3段階
- AIは万能じゃない — 特にハルシネーション(もっともらしい嘘)に注意
- AIの答えは「下書き」として受け取る習慣をつける
次の記事では、いよいよCursorというエディタを使って、AIと一緒にものづくりを始めます。コードを書いたことがなくても大丈夫です。Claudeに日本語でお願いするだけで、ちゃんと動くものができる。その体験をぜひ味わってみてください。
※ AIは便利なツールですが、意図しない動作をすることがあります。AIが生成した内容や操作によって生じた損害について、当サイトは責任を負いかねます。大切なデータは必ずバックアップを取り、AIの出力は自分の目で確認するようにしましょう。